『自由の岸辺』を聞いて
5月23日発売の佐野元春 & THE HOBO KING BANDの新譜『自由の岸辺』がデジタル先行リリースされていたのでさっそくPC(Appleミュージック)→boseスピーカーで。
2011年発表の『月と専制君主』に続くセルフカバーアルバム第2弾。曲目は下記の通り。
1.ハッピーエンド —『Sweet16』(1992)収録 —
2.僕にできることは —『fruits』(1996)収録 —
3.夜に揺れて —『Back To The Street』(1980)収録「夜のスウィンガー」の改題 —
4.メッセージ —『Stones and Eggs』(1999)収録 —
5.ブルーの見解 —『In motion 2001 - 植民地の夜は更けて』(2002)収録 —
6.エンジェル・フライ —『Stones and Eggs』(1999)収録 —
7.ナポレオンフィッシュと泳ぐ日 —『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』(1989)収録 —
8.自由の岸辺 —『mf ヴァリアス・アーティスツ Vol.1』(1989)ブルーベルズ名義—
9.最新マシンを手にした子供達 —『Sweet16』収録(1992)「ポップチルドレン 最新マシンを手にした陽気な子供たち 」の改題 —
10.ふたりの理由 —『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』(1989)収録 —
11.その後グッドタイムス & バッドタイムス —『Back To The Street』(1980)収録 —
一通り聞き終わった感想としては曲が始まる度に驚いた。つまり曲の冒頭で11回もドキッとさせられた。特に1と5。5に至ってはホボキン(THE HOBO KING BAND)の真骨頂であるJAM感と低音の歪みが凄くて思わず立ち上がったほど。
3はデビューアルバムの1曲目「夜のスウィンガー」の改題。萩原健太をして「あれには参りましたよ笑」—佐野ROCK健太ROCK—(J-WAVE 2008年6月22日放送)と言わしめる「パーティーの席上ではシャンペンだってシャンと背骨を伸ばしてる」のライミングの強さが光る2018年版!
7はシングル『君の魂大事な魂』(2003)のカップリングを再収録。2003年版なので他の曲と音圧が異なるけどバンドの熱演が凄い。中学の頃に7の2003年版を聞いてファンになって『THE SUN』ツアーライブに参加したのが懐かしい。
佐野元春のシングルカップリング、ボーナストラック、配信限定曲は超オススメ(いつか詳しく書きたい)なので再円盤化はとても嬉しい。…ただアナログ版では収録時間の関係でカットされるらしいですが…
アナログ版の購入を検討していたのですが、上記の通り7がないのが寂しい…ということで初回限定版を購入予定です。願わくばボーナストラックが欲しかった…
CJ kosuke